市バスが営業を開始して80年目を記念して、感謝祭が竹田駅西側にある市バス整備工場で開かれました。
何やら廃車発生品の即売会が行われるとのことだったので、僕も朝の9時過ぎから並んでいました(汗
即売会では、8トラテープレコーダーに始まり8トラテープ、幕1コマ、バスロケの部品(接近表示パネル)とその他小物が多数出ていました。僕は、「乗合」と書かれたステッカーと「禁煙」と書かれた金属プレート、三条京阪で使用されていた「特5系統 銀閣寺行きのバスロケ部品」と「10系鉛筆」を購入しました。これで1000円ピッたしだったのにはビックリでしたw
 
 
車内を公開していたのは、この3台だけでした。
西工ボデーを多く採用している市バスにしては、意外にもメーカー純正車体で揃えていました。
車両は、奥からいすゞキュービック(6513/梅津)、いすゞエルガ(1228/九条)、日野ポンチョ(1565/九条)です。
 
さてさて、普段撮れない画像を出していきましょう。
これは6513号車の運転席です。
97年式で、いすゞでは初めての天然ガスバスです。
床やメーターが、まだまだ古めかしい雰囲気を醸し出している味わいのある車両ですね。
 
お次は1228号車の運転席です。
こちらは06年式で、上の車両と同じメーカーですが、ものすごい変貌ぶりです。
FFシフトからATに、サイドブレーキはレバーからホイールパーク式に変わるなど、バスも大きく進化しています。
シフトがボタン式なのが大きな違いですね。
ちなみに、ハンドルの根元にある緑っぽいペダルは、アイドリングのスイッチです。これを踏むことで、アイドリングストップをしたりエンジンを再始動させたりします。
 
こちらは1565号車の運転席です。
上のエルガと同じ06年式ですが、小型車と言うこともあって、コンパクトにまとめられています。
エルガと違って、サイドブレーキやシフトがレバーと言うのが特徴的ですね。
わが地元を走る奈良交通も、コイツを導入していますが、MT車なので、いろいろとカルチャーショックな部分がありました(^^;;;
 
ポンチョの運転席にお邪魔して撮った一枚。
Pが無い点を除くと、一昔前の乗用車と変わらない姿ですね。
ちなみにPが無いのは、重量がありミッションではロックがかけられないのと、レバーからミッションが遠いからと言うのを、以前何かで聞いたことがあります。
 
今度は、ピット内で整備を受けている状態で展示されていた車両です(^^;;
コイツは、西賀茂所属の332号車(ブルーリボンシティ/純正ボデー)。
乗用車で言うボンネットを開けていますが、僕には何がなんだかサッパリ(^^;
 
宙に浮いたまま展示されていたのは、九条所属の193号車(エルガミオ/純正ボデー)。
上のブルリボと比べると、エンジン部分が非常にコンパクトに納まっているので、MT車でしょうか??
 
ここからは、床下洗浄の実演です。
 
蓋を閉めて、ここまでバックして…
 
下から勢いよく水が噴射して、床下の汚れを落とします。
 
よく汚れが落ちるように、水の方向も変わっています。
 
これでピカピカになりました。
整備士さん曰く「本来は床下全体を行うが、今日は場所の都合上後ろだけ」とのことです。
 
オークションにかけられた品物の数々…。
チンチンバスからの廃品に交じって、年代物のブツまで…。
 
左のエンブレムは、職員さんいわく片手だけでは持てないとのこと…(^^;;
見ただけも、重たいのがわかりますね。
 
整備工場の真裏は、地下鉄竹田車庫だったので、こんな絵も撮れました(^^v
 
車庫ならではの光景も…♪
 
14時を回ると、オークションの結果が発表されました。
個人的には、意外と安い金額で落札されたような気がしました。
 
チンチンバスの廃品に交じって出ていたウン十年前の案内図。
市電が走っていたころなので、相当昔のものだということはわかりますね。
よくぞ残っていた!ですね。
 
以上、ざっと当日の模様をお伝えしました。
晴天ともあって、会場は多くの親子連れやバスファンで賑わっていました。
 
「○○が抜けているぞ!」なんてツッコミが来そうですが、それには目をつぶっていただければ幸いです。
  
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